コロラド
その昔こちらコロラドスプリングスにあります。CTSクリスカーマイケルシステムに一度だけ伺った事がありました。
勉強の為にアメリカ人の友人がCTSのコーチと繋がりがあると言うのでキャンプの途中からこちらに合流しに行きました。
当時は国内のマウンテンバイク自転車チームに所属もしていた事もあり選手のトレーニングを日々悩みながら模索していた事を思い出します。
トレーニングデータは運動中の血液データや尿検査 身体に取り込む酸素の量を測るvo2max(最大酸素摂取量)などのデータを採っては確認しながら動きと疲労と選手自身が蓄積してきたデータや経験を元にして練習に励んでいました。
海外の選手のデータや練習方法など今のようなSNSは無かった時代ですから手探りになるのは当然でもありました。
沢山調べて練習やレースでの成果や確認の繰り返しをしてきた感じでした。
マウンテンバイクのレースは今のようなハイスピードコースとは少し違っているかと思いますが 長く続く上り 下りの繰り返しやテクニカルなセクションになると体力以上に前身のパワーが更に必要になってきます。
脚でエネルギーを使っていますが、背中やお腹肩周りも当然 筋肉ですから使います。
よく言われている乳酸も疲労物質と当時は言われていましたが、生化学の教授からは身体に再度取り入れてエネルギーに変える事が出来ると教わりましたので、乳酸は決して悪いものではないと聞きました。
それから又トレーニングは変化していきます。 下半身から出てくる乳酸を上半身の筋肉で再吸収するような身体作りの試みが始まりました。
そして当時は私自身もツール・ド・フランスに興味がありましたので、このCTSには一度機会があれば行ってみたいと思っていたのですが、その機会に恵まれるというタイミングが訪れました。
当時は友達のお陰でデータを見せて貰ったのですが、その測定データは心拍もパワーもアマチュアとは思えないくらいのグラフを見せて貰ったのですが、どうやったら?こんなデータになるのだろうか?
そんな感じの衝撃を受けた事を覚えています。 環境の違い 人の違いによって当然なのかもしれまんせんが、妥当外国人のような意識が私にはありました。
直ぐには追いつかなくても いつかはと言うのが常に有りましたが、このCTSのデータは悩みの種といいますか?練習の見直しをしなければらないと言うような体験になったのは間違いありません。
試み半ばで全てを出し切れるまで行けてないのが実情となってしまったのですが、この経験を通して沢山の事を学ばせて頂いたと強く感じています。
現在のマウンテンバイクの世界はコアな世界なのは変わりありません。
マイナーなスポーツは沢山あり私はそんなマイナースポーツの世界でもスポーツサイエンスやトレーニングが広がる事を願っています。
そこには怪我で選手生命を失ってしまって志半ばで終わってしまう方々を少しでも減らしたいという事も有ります。
オーバートレーニングや追い込みでの慢性疲労症候群になってしまう方もいます。
趣味でスポーツされる方にも起きる事でもありますから、楽しくそれでいて目標に向かえるような環境作りをしてければと思っています。
以前よりも何倍も自転車関係のトレーニングの本やアドバイザーは増えてきているかと思いますが、交通ルールを守り 山での走行も問題にならないようにと思います。
何よりも激しく練習をして怪我をすることではないですから、若手からベテランまで楽しんで欲しいと思います。
長い記事を支離滅裂になってしまっているかと思いますが、読んで頂きましてありがとうございました。
又書かせて頂きたいと思いますので宜しくお願い致します。
kpfjapan&縁側施療院 樋口
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